協同組合の設立と特色
私たちの協同組合(神奈川県知事より昭和６０年９月に設立認可)は、神奈川県内の大工工務店を始め建設関連企業の経営者有志が集まり設立しました。
　主に木造の住まい造りを行っていますが、鉄骨や鉄筋の住まいも施工することがあります。木造建築の分野は、その施工方法が多様化し、工場で加工して現場で組み立てるもの、或は輸入住宅などがあります。しかし、私たちは日本の伝統的な工法、木造軸組構法を守り、後世に継承していくことを含め住まい造りを営でいます。

経営基盤の安定と連帯性が安全･安心を生む
　住まいの数が世帯数を上回る時代に入りました。｢量より質｣が求められます。その意味では｢住まい造りは個性豊かな創造ができる施工方法を持つ町場大工･工務店の時代だ｣と言えます。今までも住まい造りをする中小企業の良さは、家族的、必要以上な事務経費を抑える、そして小回りの利く利点で大きな企業より安価な価格で良い住まいを提供してきました。
　しかし、中小企業の弱点は景気の動向に左右されやすい経営基盤体質を持っています。私たちの協同組合は個々の組合員経営基盤と継続性の弱さを組合員の連帯で相互に補いながら、これからも｢住み手｣の皆様の安全･安心を確保していきます。
　